高次能機能障害と後遺障害と被害者請求

被害者請求とは?

交通事故の被害に遭った場合、被害者自身が自分で後遺障害などの被害を請求する方法があります。
それが、被害者請求です。

被害者請求は、事前認定のように保険会社に後遺障害等級などの手続きを任せるのではなく、自分で動いて請求するため、透明性が高いのです。
また、保険会社との示談を待たなくても、等級に応じて自賠責限度額を先取りできるというメリットもあります。

これまでは、加害者が任意保険に加入していない場合や、被害者の過失もあるような場合に仕方なく請求することが多かったのですが、最近では、被害者請求を行使して、先に保険金を受け取る戦略的な方法が知られるようになってきました。

損害賠償請求は、弁護士に相談した方が安心です。

被害者請求を行えば、保険金を先取りでき、後遺障害認定の可能性が上がるなどのメリットがありますが、一方で、書類を揃えたり、請求の手続きが面倒だというデメリットもあります。
弁護士に依頼すれば、書類を揃える手間が省け、しかも損害賠償金の大幅な増額も見込めるのです。
交通事故の障害には、様々な障害があります。

高次機能障害とは?

高次脳機能障害は、主に脳に損傷を負うことで起こる、記憶障害や注意障害などの神経心理学的障害のことです。
事故により脳にダメージを受けると、記憶力や思考力、集中力の低下など、様々な症状が出てきます。
高次脳機能障害と診断された場合、後遺障害等級の認定が難しく、慰謝料の請求が難しい部分もあります。
高次能機能障害によって認められる後遺障害等級は、1級から9級までと幅広く、保険会社は9級の申請を狙います。
9級とは、最も低い等級となります。
高次脳機能障害の症状が出ている場合、その症状が、交通事故の後遺障害が原因であることに気付いていないケースもあります。
また、後遺障害として認定されることを知らないために、高次脳機能障害の後遺症が考慮されずに示談を成立させてしまう人もいます。
保険会社と示談が成立すると、後で高次脳機能障害の賠償金を得ることが困難になります。
ですから、高次脳機能障害が疑われる場合は、できるだけ早く病院に行き、医師の診察を受けることが大事です。
早めに法律の専門家である弁護士を味方に付ければ、示談交渉を有利に進めることができます。
また、難しい手続きも任せることができるので、被害者は治療に専念することができるのです。
弁護士を選ぶ場合は、後遺障害等級の獲得が得意な弁護士を選ぶことが大切です。”